複数の接続で同時にデータ・ストアにアクセスする場合、TimesTenは、ロックを使用して様々なトランザクションが明示的に分離されて処理されるようにします。TimesTenでは、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のトランザクションの管理およびリカバリに関する項で説明されている分離レベルがサポートされています。また、データ・ストア・レベル、表レベルおよび行レベルのロック・レベルがサポートされています。LockLevel接続属性を使用すると、データ・ストア・レベルと行レベルのロックのいずれを使用するかを指定できます。表ロックを使用するかどうかを示すオプティマイザ・ヒントを設定するには、ttOptSetFlagプロシージャを使用します。デフォルトのロック粒度は行ロックです。